エゾシオガマ(蝦夷塩釜、Pedicularis yezoensis )は、シオガマギク属の多年草。高山植物。

特徴

茎は根ぎわで分枝し、直立して高さは20-50cmになる。葉は1-2cmの柄をもって茎に互生し、形は三角状披針形。葉の先端は尖り、基部は切形、縁は重鋸歯で葉の両面は無毛か、ときに毛がある。葉身の長さ2-6cm、幅0.5-2cm。

花期は8-9月で、黄白色の唇形の横向きにねじれた花が、葉腋の下段から上段に咲いていく。

分布と生育環境

本州の中部地方以北、北海道に分布し、高山の草地に自生する。

ギャラリー

参考文献

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本 Ⅲ 』(1981)平凡社

エゾヨツバシオガマ|素人植物図鑑

「野山の草花・木々の花」植物検索図鑑 エゾシオガマ

エゾシオガマ

91_エゾシオガマ okumusashi Flickr

エゾシオガマ *花写真館*