滑川警察署

滑川警察署（なめりかわけいさつしょ）は、富山県警察が管轄する警察署の一つである。署長は警視。滑川市の全域を管轄し、警察署庁舎は滑川市道滑川富山線に面している。識別章所属表示はNA。

所在地

富山県滑川市加島町8番地

管轄区域

滑川市

組織

署長(階級は警視)
次長(警務課長、警備課長、会計課長を兼務、階級は警部)
地域交通課
刑事生活安全課

沿革

1874年（明治7年） - 滑川町に巡視屯所を設置（巡視は4名）。最初は大町の民家を借りていたが、後に橋場町に移り、さらに浜町に移転した。
1875年（明治8年） - 滑川町の巡視屯所が魚津警察掛の出張所の所管区域となる。
1877年（明治10年） - 魚津警察署滑川分署に改められ、庁舎も橋場町に移転。
1880年（明治13年） - 富山警察署管内に変更。
1881年（明治14年）9月 - 新築工事着手。
1882年（明治15年）1月 - 新築工事完成。
1888年（明治21年）4月 - 各村の民家の一隅に巡査が1名ずつ駐屯することになった（1913年（大正2年）までに民家より独立して交番所や駐在所を新築）。
1893年（明治26年）12月 - 富山警察署から独立し、滑川警察署が設立。
1910年（明治43年）12月 - 橋場町に所在していた警察署が油田361番地（現在の吾妻町）へ新築移転。これは滑川町、西加積村、中加積村、北加積村、東加積村、浜加積村、早月加積村の寄付によるものだった。
1948年（昭和23年） - 国家地方警察中新川警察署・自治体警察滑川警察署発足。同年4月、吾妻町358番地にて滑川町警察署の庁舎（敷地308坪、平屋建138.5坪、工費176万5,301円）が竣工。
1951年（昭和26年） - 両者統合により、国家地方警察滑川地区警察署発足。
1954年（昭和29年） - 現行の警察法による富山県滑川警察署発足。
1957年（昭和32年）9月21日 - 加島町の新庁舎の起工式。
1958年（昭和33年）4月24日 - 同年4月20日に竣工した加島町の新庁舎に移転。この時点で木造2階建て延床面積222坪で、木造平屋建て96坪の柔剣道場などを備えた市民道場も併設されていた。
1981年（昭和56年）9月25日 - 現在地にて建設する新庁舎（鉄筋コンクリート3階建て延床面積1,313m²、敷地面積4,905m²）の起工式を現場にて挙行。この時点で建設費は2億9,800万円と見積られていた。
1982年（昭和57年）5月17日 - 現在地に完成した現庁舎（同年4月17日完成）新築移転。旧警察署跡地には後に西地区コミュニティセンターが建設された。
2005年（平成17年）10月7日 - 所管していた富山市の水橋地区が、当時の県警本部長の方針により富山北警察署の管轄に変更となり、この結果、1署1市となった。
2024年（令和6年）7月1日：上市警察署とのブロック運用（新川西エリア）が導入され、署長、副署長、次長を除く警察官による2署兼務体制に移行。