ワイルド・チェリーWild Cherry)は、アメリカ合衆国の白人ブルー・アイド・ソウル/ディスコ・バンド。1970年代に活動し、「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」の大ヒットで有名。

来歴

中心人物のロブ・パリッシは、1960年代からプロのミュージシャンとして活動し、1970年頃に故郷オハイオ州でワイルド・チェリーを結成。1972年にデビューしたが、全くの不発に終わった。

1976年、Sweet Cityというレーベルと契約。同社はエピック・レコードが配給を担当しており、実質的にはメジャー・デビューであった。そして、再デビュー曲「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」が全米1位・全英7位のヒット。この曲は後にハードロック・バンドのサンダーがカバーしている。日本ではDANCE☆MANによって、「よくある名字『斉藤』」としてカバーされている。バンドは、フォガット、モリー・ハチェットらと共演している。

3作目『アイ・ラヴ・マイ・ミュージック』発表後、大幅なメンバー・チェンジが起こり、バンドは失速。また、Sweet Cityが倒産したこともあって、バンドは1979年に解散した。

2001年、映画『エボリューション』で、「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック」が劇中歌として使用された。

メンバー

最終ラインナップ

  • ロブ・パリッシ (Rob Parissi) – ボーカル、ギター (1970年–1979年)
  • ドニー・アイリス (Donnie Iris) – ギター、ボーカル (1978年–1979年)
  • クック・ミハルチック (Cooke Michalchick) – ベース、ボーカル (1978年–1979年)
  • ロナルド・ビートル (Ronald Beitle) – ドラム、パーカッション (1975年–1979年)
  • マーク・アヴセック (Mark Avsec) – キーボード (1975年–1979年)

旧メンバー

  • ベン・ディファビオ (Ben Difabbio) – ドラム、ボーカル (1970年–1975年)
  • ルイ・オッソ (Louie Osso) – ギター、ボーカル (1970年–1973年)
  • ラリー・ブラウン (Larry Brown) – ベース、ボーカル (1970年–1973年)
  • クーギー・ストダート (Coogie Stoddart) – ギター、ボーカル (1973年–1975年、1977年–1978年)
  • ジョー・バックメルター (Joe Buchmelter) – ベース (1973年)
  • バッキー・ラスク (Bucky Lusk) – ベース (1973年–1975年)
  • アレン・ウェンツ (Allen Wentz) – ベース、シンセサイザー、ボーカル (1975年–1978年)
  • ブライアン・バセット (Bryan Bassett) – ギター (1975年–1978年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック』 - Wild Cherry (1976年、Epic)
  • 『エレクトリック・ファンク』 - Electrified Funk (1977年、Epic)
  • 『アイ・ラヴ・マイ・ミュージック』 - I Love My Music (1978年、Epic)
  • 『ワイルド・サーバイブ』 - Only The Wild Survive (1979年、Epic)

コンピレーション・アルバム

  • Play the Funk (2000年)
  • 『ベスト・オブ・ワイルド・チェリー』 - Super Hits (2002年)

関連項目

  • ディスコ・ミュージシャンの一覧

脚注


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ワイルドチェリー yasu' life

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